オーストラリア滞在記 パース編②

渡豪して数日、最初の月曜日から学生生活がスタートした。

私が通っていた学校はパースの中心街にあるPerth International College of Englishという、英語を母国語としない人が英語を勉強する学校だ。

 

初日は英語力を確認するテストと面接があり、私はレベル3からのスタートだった。(挨拶と中学レベルの単語がわかるくらいだった。)

クラスメートは日本人、韓国人、中国人、タイ人、ベトナム人、インド人、ブラジル人、コロンビア人、チリ人、スイス人と国籍は様々だった。

新しくできた友人達とランチを近くの公園で食べたり、週末は皆でBBQや観光をしたりと充実した日々を過ごした。

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もともと机に向かって勉強するのが苦手だったので、宿題はやらなかったし2ヶ月間クラスもレベル3のままだった。

学校には約2ヵ月通ったが、新入生が加わったりレベルアップや帰国等で生徒の入れ替わりが多く、出会いと別れが毎週あった。

今思えば、費用やビザの残りの期間を考えて学校は1ヵ月以下で良かったとも思うが、2ヶ月間で知り合えた友人達との思い出は何にも代えがたいものだと思う。

 

学生の時の住まいは最初の1ヵ月はホームステイだったが、残りの1ヵ月はシェアハウスに移り卒業まで過ごした。

卒業後、車を購入し農場で働こうと考えていたが、渡豪直前に3ヵ月の免許停止になってしまい国際免許も取得できなかった。

免許証が届くまでパースに留まる必要があったので、安いバックパッカーズに移った。

当時、パースで最安だったと思うそのバックパッカーズは、オーナーが中国人で台湾人と香港人の割合が多かったが皆親切で建物はボロかったが居心地は良かった。

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オーストラリアには人が集まるスーパーマーケットや学校等に掲示板があり、売りたい物やシェアハウスの情報、相乗りの募集など、様々な情報が載っている。

私は免許証が戻って来るタイミングで車に乗りたかったので、6月ごろから色々な掲示板を物色して予算に見合う車を探し出し、何とかマイカーを所有することができた。

7月になり免許証を受け取った私は、翻訳と書き換えの手続きをして西オーストラリア州の運転免許証を手に入れた。

 

免許証と車を手にした私は、いつでも自分の好きなところに行ける自由を感じ無敵になった気分だった。

 

To be continued